紀伊半島の海釣り

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100m超遠投カゴ釣りを目指す

2021年12月21日 【遠投カゴ釣り

カゴ釣りで目標!超遠投100m

カゴ釣りで飛距離100メートルを投げたくて色々試してみました。

これまで陸っぱりでの海釣りはカゴ釣り主体でやってきました。カゴ釣りは天秤カゴ釣りか遠投サビキです。
遠投サビキと言っても大した飛距離は出せません。サビキは垂らしが長くなるので遠投は難しくなります。
天秤カゴ釣りの方が飛ばすことはできますが、それでも私はこれまで70メートルぐらいが精一杯でした。和歌山の煙樹ヶ浜でカゴ釣りをしているともっと飛距離が欲しくなります。
遠くへ投げれば良いというものでもありませんが、やはり遠くへ投げることが出来れば釣れるポイントが広がります。
以前釣り場で知り合った人と話した時に、「ここは良いポイントで真鯛も釣れるらしい。ただマダイは100メートル放らないといけない。投げ釣りなら何とか投げれるのだがカゴ釣りで100メートルは投げれない。」などと話をした。(後に地元の釣り人教えてもらったところマダイは30メートルの辺りをハリスをかなり長~くして流せば釣れるということだったのだが)

そんなことがあり投げ釣りにウキを付けて飛ばせばどうなるのかなど興味が出てきて、カゴ釣りで遠投100mを目指すことになった。

何とか100メートルに届くようになった。そこでカゴ釣りでこれまでより確実に飛距離をアップを実感できた道具や方法を整理したいと思います。

シマノ ホリデー磯4号磯竿遠投仕様購入

これまでカゴ釣りは2号か3号の竿を使ってきた。4号の竿を持っていたが上州屋のオリジナル製品で重さもあって殆ど使っていませんでした。
2号と3号はシマノのホリデー磯 も持っていたのでホリデー磯 なら何とか使えるのではないかとホリデー磯 4号-530PTS(遠投モデル)を購入しました。

購入についてはこちら・ホリデー磯 4号-530PTS(遠投モデル)

この竿、買って良かったです。結構軽いので気軽に使えます。最近は3号で良いケースでもこの竿を使っています。

肝心の飛距離ですが、やはり3号より飛ばすことが出来ます。私は後に買った5号はまだ使いこなせていないので、5号の飛距離が実感できていませんので4号を使うことが多くなっています。

シマノ ホリデー磯5号磯竿遠投仕様購入

ホリデー磯5号

シマノ ホリデー磯 4号-530PTS(遠投モデル)が気に入ったので、やはり5号の方が飛ぶだろうとホリデー磯 5号-530PTS(遠投モデル)を購入。

しかしこれは甘い考えでした。振り切る力が足りないのか使いこなせません。4号との差を実感できるほど飛ばせません。ウキやオモリのバランスが合っていないのかとは思いますが、4号が調子良いのでどうしてもそちらを使ってしまい、5号の出番が少ないこともあり、まだあまり試せていません。これから何とか使いこなしたいと思います。

購入時の記事はこちら・ホリデー磯 5号-530PTS(遠投モデル)

遠投天秤カゴ自作

自作ロケットカゴ天秤 遠投カゴ釣り

もともとカゴ釣りの飛距離をアップしたいと思ったのは、投げ釣りなら自分でも100メートル投げれるのだから、カゴ釣りでも今よりは飛ばせるようにできるのではないか思ったためなので、出来るだけ投げ釣りに近い仕掛けにすれば飛距離がアップするのではと考え、まず、それまで使っていた撒き餌カゴを見直しました。

エサをカゴに納めて飛ばすタイプは良い思い出が無く、うまく針が出なかった場合のロスと飛距離を考えるとシンプルな形で良いという考えになりました。

一番重要と考えたのはオモリ負荷となるものを1点にまとめることです。重心がばらけると飛距離が落ちると思いますのでこの点を考え天秤カゴを自作することにしました。

この天秤カゴで確実に飛距離がアップしました。

これまでカゴ釣り一番鬱陶しかった点は仕掛けの回収巻き上げが重いこと。オキアミが残っているとかなり重い。その巻取りがこのカゴに替えて格段に軽くなったのでその点もうれしい所です。

この自作天秤で他に良い所はL字天秤の横の部分を長くできることです。写真の天秤は横が短めですが、現在横の長いものを中心に使っています。市販の天秤で横の長いものは重いものが多くなってきますが、自作なら横が長くても軽いものが作れます。横が長いとハリスが長くても絡み難くなります。
また、網目のカゴでテグスでできたようなカゴはフグに噛み切られてしまってすぐに使えなくなることがあります。その点、このロケットカゴはフグにやられることが無いので安心です。

「自作ロケットカゴ天秤 遠投カゴ釣り飛距離アップ」のページはこちら

「自作ロケットカゴ天秤の作り方」のページはこちら

遠投ウキ自作

出来るだけ投げ釣りに近い仕掛けということで次にを考えたのはウキです。やはり中通しが良いのではとおもい、これも自作することにしました。

指サック

指サック

超遠投の釣りにおいて指サックは必需品です。私はこれまで投げ釣りでも指サックは使いませんでした。理由は指を外すタイミングがずれてしまってムラが出てしまうことと、エサを付けるときが面倒なこと。

ただ、カゴ釣りでこれまでより飛距離を伸ばすとなるとやはり指サックは外すことはできない。しかし餌付けの度に外すのは面倒。で決めたのはコレ!
ダイソーの指サック。これを使って見たところ抜群に使い勝手が良い。人差し指に付けたまま釣り針をつまんで餌を付けることが出来ます。ピタっとしてるのでつけたままバケツで手を洗っても水が入って来ません。

これも確実に飛距離アップしました。

遠投リール考 アブガルシア カーディナル3 SX 5000

アブガルシア カーディナル3 SX 5000

遠投用のリールとなるとやはり投げ釣り用のリール。私も2つ遠投用のリールを持っているが2つともドラグが無い。スプールが大きく長い。だから飛距離があってもスプールの浅い部分のラインが出て行くので抵抗が少なく飛距離が伸びる。

ただ、細いPEラインで100メートルぐらいの距離が出たぐらいでラインはさほどスプールの深い位置に来ないと思うので飛距離にしていったい何メートル影響があるかというところですが、大した影響は無いと考えて良いと思います。

ということで私としては5000番ぐらいのリールで良いかと思うのですが、現在所有しているシマノのセドナのうち2台は5000番のリールですが、どうもセドナのスプールは小さめに思いますので他に適当なリールが無いかと探したところ、やはり最初に思ったのは替えスプールのコストで、頭に浮かんだのがアブガルシアのカーディナルなら替えスプールが付いて価格も安い。古いカーディナルを持っているので抵抗もない。検索すると新しくカーディナル3 SX というのにモデルチェンジされて間もないよう。セドナに比べてストロークが大きいようでスプールが長い。ということでこれに決めました。アブガルシア カーディナル3 SX 5000。

「遠投カゴ釣りリール アブガルシア カーディナル3 SX 5000 (AbuGarcia Cardinal Ⅲ SX)」の投稿

これまではナイロンだったが初めてカゴ釣りPEラインを使うようになったので、これも確実に飛距離アップしました。

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